超音波検査(エコー)
超音波診断装置
当院にフルデジタル超音波診断装置を設置しました。
探触子を体表にあてるだけで、体内の映像をモニターに表示することができます。
体内臓器の健康状態や、血流情報をモニターで確認することができます。
検査は苦痛もなく、安心して受けていただけます。
詳しい内容については、医師又はスタッフにお気軽にお尋ねください。
超音波とは
人間の可聴音域は、約20~20,000Hz(ヘルツ)といわれております。
超音波とは人の耳に聞こえないほど周波数の高い音(Ultrasonic)や、逆に低い音(Infrasonic)のことを言います。
一般には「聞くことを目的としない音」と定義されています。
超音波診断装置で一般的に使用されている周波数は、2,000,000Hz~14,000,000Hzです。
医用では、生体内に超音波を発信し、臓器や組織から返ってくる反射波を、コンピュータで画像化しています。
頚部エコー
頚部エコーとは?
首の動脈の状態(動脈硬化、血栓など)を超音波(エコー)で調べる検査です。
CTおよびMRIで検出不能の血栓も見つけることが可能です。
生活習慣病(高血圧症・高脂血症・糖尿病)と動脈硬化は密接に関係しており、生活習慣病が増えている現代では、このような検査で動脈硬化の程度を確認することで血栓による脳卒中の予防に有効です。
健康診断でも行われています
頚動脈エコー検査は特殊な検査ではなく、最近では健康診断として幅広く行われています。
検査前の準備も必要なく、痛みもありません。
まずは確認,その後定期的に
詳しくはお気軽に医師、看護師にお問い合わせください。
腹部エコー
腹部エコーとは?
腹部に超音波を当てて、腹部内臓器の断面を映像化します。
肝臓や胆のう、膵臓・腎臓・脾臓などの臓器の状態を苦痛もなく、安全に確認することが出来ます。
どんな病気が分かるの?
肝腫瘍、肝硬変、脂肪肝、胆石、急性胆嚢炎、腎結石症などの腹部臓器の病変が分かります。
とくに自覚症状がでにくいといわれる肝臓の病気には腹部エコーが大変有用です。
お酒をよく飲まれる方、脂っこいものが好きな方、肝臓への負担が気になる方は、このような検査で健康状態を確認しておくことが大変重要です。